読み物

2021/02/24 19:41

ウェルフェアトレードの定義


WelfareTrade(ウェルフェアトレード)」とは、「Welfare=社会福祉」と「Fair Trade=公正な取引」を掛け合わせた造語で、社会的弱者と呼ばれる人たちがつくる国内の製品やサービスを、適正な価格で購入・利用することによって、当事者の人たちが、働く喜びと生きがいを持ち、自立できることを支援する仕組みです。

対象としているのは、障がい者が働く福祉事業所(社会福祉法に基づく授産施設や、それ以外の小規模作業所など)でつくられる製品や加工品、農産物をはじめ、仕事や家を失った被災者、在宅のケアラー(介護者)や母子家庭、児童養護施設の退所者で行き場のない若者、ホームレスの支援グループなどによる製品やサービス、刑務所作業製品なども含みます。



「国内のフェアトレード」というこれからの新しい支援のカタチ


自主製品・授産商品をつくる福祉事業所で働く障がい者の工賃は、月額でわずか数百円から1万円以下のところがほとんどなのをご存知でしょうか。同じように働いてるにも関わらず工賃が上がらないことが多くあります。この工賃を上げるには、どうしたらよいのでしょうか


障がい者の中には、一般企業での就労は困難でも、楽しく働くスキルはあります。コミュニケーションは苦手だけど集中力と根気がある人、スローペースでも何時間も同じ作業を繰り返すのが得意な人、細かで丁寧な手仕事が得意な人、といった強みを持つ人がたくさんいます。

そして、丁寧な手作業による限定品や小ロットのオーダーに対応できるという、すばらしいメリットもあります。

一見するとマイナスに思われていたことかもしれませんが、見方をかえることにより魅力的な世界に変わります。


「買い物をするなら社会貢献できる商品を選びたい」そう思っている人は確実に増えてきています。海外のフェアトレード商品の日本市場も成長を見せています。


どんな立場の人たちとも、思いやりを持って寄り添い、働く喜びを感じ、ひいては「生まれてきてよかった」と思える人たちが増える社会のために、行政や堺市の施設と協働してウェルフェアトレードの作品を販売していきたいと思います。